女子特有の体調不良…5つの原因とポイントを解説

健康

もしも世の中が「疲れを知らない元気な人」ばかりだとしたら、あなたはどう思
いますか?

「疲れたあ?」とつぶやくことすらできなくなってしまうかもしれません…。

でもご安心を。

老いも若きも男も女も、世の中、ほとんどの人が疲れています。ほとんどの方が疲れているのです。

あなたの周辺に「いつも元気な人」がいたとしても、その人が多少無理していたとしても見えていないだけなのかもしれません。
疲れていないのではなく、疲れているのを見せないようにしているものかもしれません。

また、「疲れているから」と言って病院へ行く人はあまりいません。

たかだか疲れているだけで病院で受信するのは気が引けるからでしょう。

それくらい今の世の中、「疲労」は軽視されがちで、みんなが頑張りすぎてしまう傾向があります。

でも、この「疲労」は、さまざまな病気の発端になるのです。

肉体的な疲れだけでなく、精神的な疲れやストレスも立派な「疲労」です。

疲れを甘く見ると、いずれ健康を害することを、まずは知っておきましょう。

さらに女性にとって疲労は、男性とは異なるさまざまな悪影響を及ぼします。

これは女性の体の特徴やメカニズムが原因です。

実はこの仕組みが非常に複雑で、「あなたの疲れは○○が原因」とハヅキリ突き止められないところがやっかいなのです。

疲れの原因をタイプ別に分けようとしても、そう簡単にわりきれません。

それくらい、女性の体は複雑かつ倣感なのです。

ひとつの腺因が複数の症状や現象を引き起こし、連鎖反応を呼んでしまうと言ったら、わかりやすいかもしれません。

「ああ、オンナの体って、ホント面倒くさい!」と思うでしょう。

でも、この疲労の連鎖反応を逆手にとってみましょう。

ひとつを解消あるいは改善していけば、いい方向へ連鎖反応してくれる可能性もあります。

女性疲れの原因は大きく分けると「季節性・多忙性・不摂生・心因性・ホルモンバランス性・血巡りが悪い」の6つです。

自分に当てはまるタイプをまずは意識すること。

疲れの原因に気づくこと.それを知ることが大切です。

そこから解消法の糸口を探っていきましょう。

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女性特有の体調 その① 「季節性」

外界の温度や湿度が変わるとき、つまり季節の変わりめには、医師のカウンセリングに訪れる人も増えるそうです。

これは、外界の変化に自分の体を合わせることができず、自律神経の働きが乱れるから。

もともと人間の体には、体の状態を一定に保とうとする恒常性機能「ホメオスタシス」が備わっています。

暑かったら汗をかいて体温を下げる、寒かったら血管を収縮させて熱を逃がさないようにするなど、自分の意思とは関係なく、常に同じような状態を保とうと、体は頑張ってく
れています。

ところが、夜型などの不規則な生活では、自律神経の働きに乱れが生じてしまい、このホメオスタシスが崩れてしまうのです。

本来なら活発に動く昼間には、自律神経の交感神経が優位になり、夜にはリラヅクスして眠れるよう、副交感神経が優位になります。

不規則な生活だけでなく、エアコンで常に快適な温度に調整された環境で過ごしていると、自力で汗をかけなくなるなど、自律神経の調整が自分でうまくできなくなってしまいます。

結果、外界の変化に対応できず、季節の変わりめや気温・気圧の変化が激しい時季に体洲を崩します。

変な時季に風邪をひくのもこのタイプです。
自律神経がうまく働かないと免疫力も下がり、ウイルスを排除できずに風邪をひいてしまうのです。

季節性体調不良のクイックレスキュー法

いちばんてっとり早く、自律神経の乱れを治す訓練ができるのは「汗腺トレーニング」です。毎日、湯船につかって、じっくり汗をかくことが有効。

シャワーだけで済ませている人は、これから毎晩ゆっくりと湯船につかるよう心がけましょう。

必要なときに汗腺を開いて、汗をかくトレーニングをするだけで、自律神経の働きは改善されます。

理想は「ぬるま湯の半身浴」ですが、大切なのは毎日続けることです。

5分でも10分でもいいので、湯船につかる習慣を身につけましょう

季節性体調不良になりやすいのはこんな人!
・季節の変わり目に必ず風邪を引いてしまう人
・アポクリン腺からの汗は、ドロドロで臭いのある汗で、体の毒素も排出されます。
・梅雨の時季に体調を崩す人…

女性特有の体調 その② 「多忙性」

このタイプはふたつに分かれます。物理的に本当に忙しくて、休む間もなく自律神経の働きが崩れてしまう人と、時間が空くと不安になってしまうから、忙しいフリをする人です。

前者は休みをとれば、それなりに充実した休日を過ごせますが、後者は空白が怖くて、無理にスケジュールを埋めてしまうタイプ。

まじめなA型気質の人に多く、頼まれたらイヤと言えない人も多いようです。

もちろん、好きなこと、やりがいのあることで忙しく、楽しみも見出しているなら健康的です。つまり、楽しそうで忙しい人は問題ありません。

そうではなく、楽しくない、イヤなこと、わずらわしいことで忙しいと言っている人は、心に余裕がない状態。これでは不健康まつしぐら…。

「忙しいのはひょっとして効率が悪いだけなのでは?」と周囲に思われてしまう可能性もあります。

この多忙性お疲れちゃんタイプは、たいていが驚くほどメチャクチャな食生活を送っています。

真夜中の焼き肉、朝食ヌキは当然で、その日初めてとる食事は午後 2時…なんてザラにあるようです。このままでは50代になるころには、確実になんらかの病気を抱えているでしょう。

多忙性体調不良のクイックレスキュー法

忙しくなる原因には、本当に重要で大切なことと、そうでないことを混同している可能性もあります。

そんな人は物事に優先川位をつけるために「究極のムダな1時間を過ごす」のも有効です。

1時間は何もせず、ボーッと過ごしたり、忙しさから離れた環境に身を置いてみるのです。

カフェでも公園でも、どこでもOK。

空白の1時間をつくることで、その後の効率をより高めるという荒療治です。

火事場の馬鹿力で合理的に物事を解決できたり、意外と冷静に優先順位をつけられるようになります。

多忙性調不良になりやすいのはこんな人!
・不意に暇になったとき、 どうしていいかわからない
・口ぐせは「忙しい」「時間がない」
・休めない、イヤと言えない、まじめな人に多い

 

女性特有の体調 その③ 「不摂生」

疲れの原因は、言わずもがなの不摂生。

ハシゴして飲み歩いたり、夜遅くまで遊びほうけたり、テレビやネットの見すぎで、しょっちゅう徹夜もしてしまう人です。

耳が痛い人も多いのでは? 開き直って「規則正しい生活なんてアタシにはムリー」と言い切ってしまうタイプです。

このタイプは自分に甘く、体力や若さを過信してしまうのが悪いところ。

楽観的なのは精神的にいいことだけれど、度を越した不摂生は大問題。

あとで泣きを見ることに…。
日ごろの悪習慣の蓄積がもっともおそろしく、5年後・10年後には生活習慣病が約束されているも同然です。

不摂生お疲れちゃんは、もっとも矛盾した生活を送っているタイプ。

「やせたい」「キレイになりたい」と言いながらも、ダイエットや美容によくない生活習慣をわかっちゃいるけどやめられないのです。

ただし、たったひとつの生活改善だけでも、続ければ必ずプラスに傾くので、実行しない手はありません。

たとえば「夜11時以降はアイスクリームを食べない」だけでも、大きな一歩になるはずです。

不摂生体調不良のクイックレスキュー法

自分なりの「朝の儀式〈目覚めの儀式ごを決めて、毎日実行してみましょう。

理想を言えば「早起きする快感に目覚めること」ですが、不摂生お疲れちゃんには厳しすぎる条件です。

「早起きなんて無理」と、全身で拒否反応を起こしてしまうでしょう。

妥協して、できることだけを実行するのをオススメします。

たとえば「朝でも昼でも、起きたらまずはカーテンを開ける儀式」を守ってみるだけでもOK。

あるいは、「朝起きたら、全身を伸ばして深呼吸を1回」だけでもよいでしょう。

ほんのささいな行動でも、毎朝続けることで、生活習慣に変化が起きるはずです。

「○○してはいけない」ではなく、「なんとなく○○し続けよう」が有効なのです。

〇不摂生体調不良になりやすいのはこんな人!

・飲みすぎ.食べすぎ.遊びすぎ
・楽観的で自分に甘い
・健康法は「好きなように生きること」

女性特有の体調 その④ 「心因性」

実際いちばん多いのがこのタイプです。

仕事などで日々受けるストレスだけでなく、結婚や昇進、進学や引っ越しなど、人生においてプラスに見える環境の変化も、実はストレスになることをまず知っておいてください。

自分では気づかないうちに、こうしたストレスが重なって、心が疲れてしまうことだってあるのです。

このタイプは、体の症状として疲れが先に現れますが、原因がハッキリしないのが特徴です。

湿疹や頭痛が起こり、病院へ行っても原因がわからず「ストレスですね」と言われてしまいます。

そこでストレスと受け止められればいいのですが、「何かほかに原因があるに違いない」と突きつめて考えてしまう人が多いようです。

多くは神経質だったり、完璧主義だったり、人の目を気にしてしまう人です。

「70点でいいじゃん!」と思えず、常に100点を目指すため、余計につらくなってしまうのです。

こういうタイプは、いつも「○○しなければいけない」「○○で あるべきだ」という思い込みが強い傾向があります。

自分で自分に義務を課して、 疲れきってしまうのです。

これが進むと、何をするにもおっくうになり、決断力が 鈍って「気づいたら洋服選びに1時間かかっていた」なんて状態にもなりかねません。

心因性体調不良のクイックレスキュー法

何よりもまず「心の休息」が必要です。とにかく有給休暇を消化してみる、1日思いきって休んでみることです。

そして「できない自分」を受け入れてみましょう。

「やりたくないことは素直に拒否」することです。

たとえば、気の進まない集まりに呼ばれたら「私は行けません」と断ってみてください。

イヤな仕聿を頼まれたら「今の私にはできません」と言ってみましょう。

たったひと言でも素直に言えたら、気持ちが楽になるはずです。

心因性体調不良になりやすいのはこんな人!
・完壁幸義の女性に多い
・体に症状は出ているが原因不明
・体は健康でも心が疲れている、ということに気づきにくい…

 

女性特有の体調 その④ 「ホルモンバランス性」

女性ホルモンには「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があります。

周期的にこれらの分泌量が変動して、生理を起こしているのです。

また、女性の体には女性ホルモンだけでなく、男性ホルモンも微量に分泌されています。

ひとくちに「ホルモンバランスが悪い」といっても、次の2タイプがあると知っておきましょう。

まずは女性ホルモンのバランスが悪いタイプ。

エストロゲンの分泌量が低いと、副交感神経が優位になりにくく、イライラしたり、リラックスできなくなるという弊害が起こります。

更年期の症状に似ているため、若い世代でも「更年期の前倒し状態」になることも。

もちろん美容面でも問題です。

肌のキメがあらくなったり、髪のツヤが失われることもあります。
また、エストロゲンとプロゲステロンのバランスが悪いと、生理前の情緒不安定につながったり、生理不順を引き起こします
そして、もうひとつは、女性ホルモンより男性ホルモンの働きが活発になってしまうケース。
悪く言えば「オジサン化」・体毛が濃くなったり、ニキビが増えるのは、男性ホルモンの働きが活発な証拠です。

あごに濃いヒゲが生えてくることも! ホルモンバランスが悪くなる背景には、ストレスや自律神経の乱れ、不摂生…すべてが関係しています。

女性ホルモンは一生でティースプーン約1杯分しか分泌 されない超微量物質なのに、さまざまな原因やちょっとしたトラブルでバランスが 乱れて、全身に悪影響を及ぼします。

たかがホルモンとあなどってはいけません。

ホルモンバランス性体調不良になりやすいのはこんな人!
・わりと情緒不安定
・生理が不規則o「乱れがち
・ヒゲが濃くなってオジサン化する人も…