お肌の保湿にはセラミドを補うべし

テーマ別美容

お肌の表皮の細胞間にはセラミドという脂質の物質で覆われています。

このセラミドは多くの水分を含んでおり、やっかいな事に加齢とともに失われていきます。このセラミドを美容液で補うことが保湿の正解です。

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■お肌の水分量と保湿対策

お肌のうるおいや保湿を保つためにはまず、お肌に潤いや保湿をする方法を正しく理解してケアしていきましょう♪

お肌の水分量はどの程度?

健康な人の肌には約30~60%程度の水分が含まれており、この水分が肌にハリを与え、うるおいのある状態にします。

しかし、この水分量が下回れば乾燥肌になってしまいます。

肌がガサガサになっているときは水分量が20%程度まで下がっていることがあります。

化粧水で保湿して水分を補う連想をされるかも知れませんが、あくまでも化粧水は肌の表面に水分でキメを整える役目があります。

皮膚に浸透して水分を補給するという役目は持っていないのです。

理想的な保湿対策とは

肌のうるおいを保っているのは「セラミド」という脂質の成分です。

セラミドは表皮下の細胞間にある脂質上の物質で水分と結合しています。

その結合が強く水分が蒸発する事はありません。

この為、寒い所でも熱い所でも、肌に一定のうるおいを与えてくれるのです。

が、しかし年齢とともに肌のサイクルであるターンオーバーが遅くなるのにともない、セラミドも減少していき、肌自体の潤いも損なわれていくのです。

よって化粧水で水分を補給するのではなく、このセラミドの配合された美容液を塗ることで角質層に失われたセラミドを補う役割を果たすのです。

つまり、肌から水分を補給するのではなく、肌からは水分をとどめる成分を塗つて、体内からの水分を捕まえておくという方法で保湿するのが理想的なんです。

■セラミド以外にも優れた保湿成分たち

先ほど、肌のセラミド物質を補って保湿する直接的な対策を説明しましたがこのセラミドは肌の上層部である表皮にあります。

さらにその下の真皮にある同様な役目を果たす成分があります。

ただ、残念なことに真皮への成分の補充には分子量が細かすぎて浸透して補う事ができません。

こういった場合には美容整形等で注射を行う事ができますが、化粧水や美容液で補う事によっても効果はあります。

ここでは真皮下で保湿に密接に関係する「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」について紹介します。

ヒアルロン酸

肌の弾力性をもたらすゼリー状の物質です。真皮にあり、1gにつき6リットルもの水分を保たせる事ができるともいわれております。

主に化粧水で配合されているものは角質層にて潤いを保つために利用されます。

このヒアルロン酸は配合等によって「ヒアルロン酸Na」「加水分解ヒアルロン酸」「アセチルヒアルロン酸」等の種類があります。

種類によっても価格がピンキリなので、用途にあった成分を選びましょう。

コラーゲン

コラーゲンはヒアルロン酸同様に、真皮下にある成分でタンパク質の一種です。

体内にあるたんぱく質の中でコラーゲンはおよそ30%を占めます。

ヒアルロン酸同様に水分を吸収して弾力性があり、繊維質のものが網目状に存在しております。

加齢と基礎代謝が遅くなり、それに伴いコラーゲンは保水力が衰えて乾燥気味になります。その結果、お肌も乾燥気味になったりします。

コラーゲンには血管や細胞に栄養素を送る役割があるのですが、保湿力が衰えると、この機能が衰え、肌に老廃物が溜まってしまい、くすみやしわになってしまうのです。

化粧水として「コラーゲン配合」という商品はありますが、決して真皮下のコラーゲンを補うものではありません。ヒアルロン酸同様に、角質層に補充して潤いを保つ目的となります。

エラスチン

先ほどのコラーゲンに対して「エラスチン」は細胞間のクッション的な役割を果たし、弾力性のあるタンパク質です。

コラーゲンに絡みつく様に結束した状態で真皮下で存在しています。

お肌に弾力やハリがあるのはこのエラスチンがある事が大きな役割を果たしています。

エラスチン単体では保湿に与える影響は少ないですが、ヒアルロン酸・コラーゲンとセットで構成されており、お肌の保湿には欠かせない存在です。

3つの成分を補うには「内側」から

残念ながら化粧品ではヒアルロン酸・コラーゲン・エラスチンを根本的に補う事は困難です。

外側から補うのが困難であれば、内側から補いましょう。

サプリメントやドリンク等が色々と販売されており、自分の好みにあった商品を試してみては如何でしょうか?

但し、サプリやドリンク等は局所的に効き目があるわけでない為に、なかなか効果が表れにくいものです。試してみる場合には、あくまでも「予防」という観点で肌ケアの一部として取り入れる事をお勧めします。

誤った保湿ケア

お肌のうるおいの為にと化粧水や美容液の謳い文句をみて利用していませんか?

間違った保湿ケアを長年続けると、良かれと思ってやっていたケアが結果的には悪影響を及ぼすことだってあり得ます。

誤った保湿ケアを見直しましょう。

たっぷりの化粧水でうるおいもたっぷり?

化粧水の成分の大半は水分で出来ているので、たっぷり使ってしっかり保湿と考えがちですが、化粧水で肌がうるおうことはありません。

前述した様に肌の表面である角質層に化粧水の水分でキメを整えるだけであり表皮や真皮まで水分が浸透して潤うことはないんです。

また、たっぷりの化粧水は乾燥した場所だと化粧水が乾燥するのとあわせてお肌の水分も抜けてしまう事があるので注意が必要です。

オイルで表面にバリアで保湿はホント?

水と油は交じり合わないと言う原理に基づき、お肌から水分が抜けださないようにオイルでフタをすると言った一見、理にかなった様な思考での対策は残念ながらあまり効果がありません。

まったく効果が無いわけではないのですが、オイルによって肌トラブルを引き起こす
可能性があります。

もともと保湿の為のケアによって肌トラブルを引き起こすのであれば止めておいた
方が良いですよね。